シンビルスク

百科事典マイペディアの解説

シンビルスク

ロシア,ボルガ川中流,サマラ湖岸の河港。自動車・工作機械工業が行われる。1924年この地で生まれたレーニン(本名ウリヤノフ)を記念してウリヤノフスクに改称したが,1994年旧称に復した。60万3285人(2009)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンビルスク
しんびるすく
Симбирск Simbirsk

ロシア連邦西部、ウリヤノフスク州の州都。ボルガ川中流クイビシェフ人造湖の西岸と、スビヤガ川の川岸にある港市。レーニンの生地。人口67万1700(1999)。ロシア革命(1917)後、重工業が発達し、自動車、重機械製造、電機工業と、食品、皮革、建設資材製造工業がある。1970年、レーニン生誕100年を記念して、レーニン・メモリアルセンターがつくられ、レーニンの家族が居住していた三つの家、レーニンに関係する各種記念品が集められている。教育大学、ホテルも立地する。また、市内にはレーニンが少年時代に住んでいた住宅が保存され、博物館になっている。教育・文化施設として、工科大学、農業大学、郷土博物館、美術館、人形劇場などがある。市の起源は1648年にロシアの要塞(ようさい)が建設されたことに始まり、19世紀には手工業(食品)、穀物、家畜、水産物、木材の取引中心、穀物積出し港として栄えた。1924年までシンビルスクの名でよばれ、レーニンの本名ウリヤノフを市名として採用、ソ連時代はウリヤノフスクとよばれたが、ソ連崩壊後ふたたび旧称に改めた。[中村泰三]

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世界大百科事典内のシンビルスクの言及

【ウリヤノフスク】より

…人口68万1400(1993)。ボルガ川中流の右岸にあり,旧称シンビルスクSimbirsk。金属加工工業,機械工業,自動車工業,食品工業などがさかんで,大学,劇場,博物館がある。…

※「シンビルスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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