ジャパン・インフォメーション・ハイウェイ(読み)じゃぱんいんふぉめーしょんはいうぇい(英語表記)Japan Information Highway

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

ジャパン・インフォメーション・ハイウェイ
じゃぱんいんふぉめーしょんはいうぇい
Japan Information Highway

KDD(現、KDDI)が構築した日本列島をループ状に囲む光海底ケーブル。略称JIH。太平洋、日本海に光ファイバーケーブル設置、北海道、沖縄を含む全国17か所に陸あげし、長距離系新電電や電力系の地域通信9社と提携して国内・国際通信サービスを行うための通信インフラとなる。1997年(平成9)から敷設工事を開始、建設費は1300億円で、総延長は1万0300キロメートル。回線容量は光波長多重方式を使って電話回線換算で120万回線にあたる100ギガビット/秒。1999年3月に開通した。

[荒木健次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android