ジュクン族(読み)ジュクンぞく(その他表記)Jukun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュクン族」の意味・わかりやすい解説

ジュクン族
ジュクンぞく
Jukun

ジュコン族 Jukonともいう。ナイジェリア北東部,ベヌエ川上流に住むバンツー語系民族。コロロファという 17世紀にナイジェリア北部一帯に勢力をふるった強大な帝国の建設者の子孫といわれているが,現在では,1人の神聖王をその象徴的中心と認めるだけの,分散した小集団の集合体にすぎない。しかし,王権とそれをめぐる儀礼はよく発達しており,王アカ・ウクを頂点とする複雑な役職体系をもっており,アフリカの神聖王権の典型的な例となっている。一夫多妻婚に基づく拡大家族が共通にみられる社会単位である。

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世界大百科事典(旧版)内のジュクン族の言及

【仮装】より

… このような点は未開社会ではひじょうにはっきりとしている。アフリカでは祖先崇拝が発達しているが,ドゴン族(マリ),ジュクン族,ヨルバ族(いずれもナイジェリア)では仮装を伴った祖霊の祭りが行われる。ドゴン族では,60年に1度,現世の創始者となった祖霊を祭る大行事(シギの祭)が行われ,このとき長い仮面をつけ仮装した人間がその祖霊として登場する。…

※「ジュクン族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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