ジュゼッペ サッバティーニ(英語表記)Giuseppe Sabbatini

現代外国人名録2016 の解説

ジュゼッペ サッバティーニ
Giuseppe Sabbatini

職業・肩書
テノール歌手

国籍
イタリア

生年月日
1957年

出生地
ローマ

学歴
サンタ・チェチーリア音楽院卒

受賞
ビョルンク賞〔1987年〕,ラウリ・ヴォルピ賞〔1990年〕,アッビアティ声楽賞〔1991年〕,ティト・スキーパ賞〔1996年〕

経歴
幼いころからバチカンの合唱団で歌う。ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でコントラバスと作曲を学び、卒業後はイタリア放送交響楽団の首席コントラバス奏者として活躍していたが、30歳で声楽に転向。1987年スポレート音楽祭のコンクールで優勝。翌年、ミラノ・スカラ座でパヴァロッティ代役で「ボエーム」のロドルフォを演じ頭角を現す。古典歌謡からイタリア・オペラの代表作、モーツァルトやフランス・オペラ、チャイコフスキーナポリ民謡と幅広いレパートリーを持ち、緻密な構成力と解釈の深さに裏打ちされた歌唱力で注目を集める。’99年リサイタルなどで来日、2001年新国立劇場に登場。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報