法則の辞典 「ジュール効果」の解説 ジュール効果【Joule's effect】 (1) 強磁性体に外部磁場を加えて磁化すると,磁場の方向に歪みを生じる.これを「ジュール効果」,または,磁歪効果*という.「磁気ひずみ効果」と記してある辞典類もあるが,同じ現象を指している.長さの変化は大きなものではなく,割合にして10-5~10-6 程度であるが,超音波発振器などの素子として利用されている. (2) 抵抗を流れる電流によって熱を発生する現象.これは通常は,ジュールの法則*と呼んでいる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報