ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スレジンヌイ山脈」の意味・わかりやすい解説 スレジンヌイ山脈スレジンヌイさんみゃくSredinnyi khrebet ロシア東部,カムチャツカ地方にある山脈。カムチャツカ半島の脊梁山脈で,全長約 1200km。幅は最大 120km。基盤は結晶質の頁岩,片麻岩に花崗岩が貫入,斜面は砂岩,頁岩,火山噴出物からなる。最高峰は中部のイチンスカヤソプカ火山(3621m)。下部斜面は森林で覆われ,上部斜面は高山草原,ツンドラ地帯となっており,山頂部には氷河がある。スレジンヌイ山脈は「中央山脈」の意であるが,半島東部を並行して走る山脈があるため,これに対してザパドヌイ山脈(「西部山脈」の意)とも呼ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by