コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

スロープスタイル すろーぷすたいる

2件 の用語解説(スロープスタイルの意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

スロープスタイル

2014年ソチ大会から冬季オリンピック種目に採用されたスノーボード、フリースタイルスキーの競技。アイテム呼ばれる障害物や、ジャンプ台などが配置されたコースを滑り、採点により順位を決定する。準決勝・決勝はトーナメント方式で行われ、各ラウンドで2本ずつ滑って点数の高い方を採用する。アメリカで生まれた競技種目で、若い世代に人気が広がっている。
コースは大会により異なるが、一般的に、長さ600~1000メートル前後、高低差は150メートル程度で、前半はアイテムが配置された「ジブセクション」、後半はジャンプ台が設けられた「ジャンプセクション」と呼ばれる。
アイテムは、箱型をしたボックス手すりの形をしたレールなどの人工的に作られた障害物で、長さ、形、設置角度が異なるものを複数配置することで、多様なコース設定となる。選手はコース上のいくつかのアイテムの中から選択して滑走することができる。
ジャンプ台は通常3~4台が設置される。このジャンプ台はキッカーとも呼ばれ、大きいものでは約20メートルにもなる。
用具の特徴は、スノーボード、スキーとも、前部だけでなく後部も反り上がっているツインチップ構造になっていること。これは前方向だけでなく後ろ方向にもすべる技が使われるためである。
3~6人(フリースタイルスキースロープスタイルでは5人)のジャッジが、技の全体の印象、高さ、難易度、完成度、多様性、流れなどの観点から採点を行い、2本の演技のうち得点の高い方のスコアで競う。パラレルモーグルなどの種目とは異なりタイムは成績に関与しない。
新種目となったソチ五輪での優勝者は、スノーボードスロープスタイル男子が、アメリカのセージ・コッツェンバーグ、女子は同じくアメリカのジェイミー・アンダーソン。フリースタイルスキースロープスタイル男子がアメリカのジョス・クリステンセン。女子は、カナダのダラ・ハウエル。日本選手ではスノーボード・男子スロープスタイルで17歳の角野友基が8位に入賞。フリースタイルスキースロープスタイル女子の高尾千穂は22位だった。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2014年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
知恵蔵について | 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

スロープスタイル

斜面に設けられた障害物を攻略しながら全体の流れや空中技の難易度、完成度を競う採点競技。階段の手すりに似たレールなどの障害物や大小のジャンプ台を使い、自分の発想で様々な技を繰り出す。五輪ではソチ大会から採用。キャブナインは横2回転半、バックセブンは横2回転のジャンプ。キャブナインを公式戦で成功させた女子選手は鬼塚が初めて。

(2015-04-03 朝日新聞 朝刊 スポーツ2)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
朝日新聞掲載「キーワード」について | 情報

スロープスタイルの関連キーワード登録記念物田爪愛里あゆみくりかまきHAPPY緑友利恵加藤理恵葉加瀬太郎村上仁史鈴木とーる白濱亜嵐

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone

スロープスタイルの関連情報