セナツス・コンスルツム(その他表記)senatus consultum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セナツス・コンスルツム」の意味・わかりやすい解説

セナツス・コンスルツム
senatus consultum

古代ローマの元老院議決。共和政期には,政務官に対する指示,助言として,法的強制力はもたないものとされたが,事実上は拘束力をもった。帝政期,おそらくハドリアヌス帝 (在位 117~138) 以後は法的強制力を有するにいたった。議決は会議のあと,主宰政務官,提案者,証人出席のもとで文書とされ,参加役人名,日付,会議場,報告,元老院承認の記号 (C=censer) などが付記され,アエラリウムに保管,分類された。各議決はその年の執政官 (コンスル ) や,提案した皇帝,議決内容をとって呼ばれる。たとえば,sc Claudianum,sc Macedonianum。

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