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セーバリー

百科事典マイペディアの解説

セーバリー

英国の技術者。1698年大気圧で吸い上げた水を蒸気圧で押し出す揚水機(排水装置)を発明,彼自身のパンフレットからは鉱山用であったことがうかがわれるが,実用されたかどうかは不明である。
→関連項目蒸気機関

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世界大百科事典 第2版の解説

セーバリー【Thomas Savery】

1650ころ‐1715
イギリスの技術者。デボンシャーのモドベリーの近くに生まれた。若いときから炭鉱地域で過ごし,排水作業の重要性を知っていた彼は,1698年に金属の樽に入った水蒸気を凝縮させることによる排水装置を発明した。これは1702年に彼自身が書いた《鉱夫の友》という短いパンフレットで紹介された。ただし,広く実用化されたかどうかは疑問で,12年に製作に成功したニューコメン機関にとって代わられた。このほか,ガラス研磨機の発明もある。

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世界大百科事典内のセーバリーの言及

【蒸気機関】より


[歴史]
 蒸気によって仕事を行わせるという考えが実際に応用されるようになったのは17世紀半ば以後のことであって,イギリスのサマセットEdward Somerset(1601‐67)は,1650年ころ,最初の蒸気による揚水機を製作したといわれている。しかし工業への応用は,98年以後に試みられたイギリスのT.セーバリーによる機関に始まるとされる。これは鉱山の坑内排水に適用された。…

※「セーバリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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