コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

タトリ山地 タトリさんちTatry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タトリ山地
タトリさんち
Tatry

ポーランドスロバキアとの国境地帯に東西に連なる山地。カルパート山脈最高峰群をなす。最高点はスロバキア領のゲルラホフスキーシュチート (2655m) ,これに次ぐ高峰は国境のポーランド側にあるリシ山 (2499m,ポーランドの最高峰) 。これら2峰を中心とする国境沿いの山地を高タトリ山地 (チェコ語ビソケタトリ Vysoké Tatry,ポーランド語ではタトリウィソキェ Tatry Wysokie) と呼び,その南方,バー川の南側に東西に連なる山地を低タトリ (チェコ語でニスケタトリ Nízké Tatry) と呼ぶ。低タトリ山地の最高峰はジュンビエル (2043m) 。高タトリ山地の周辺は,ポーランド側,スロバキア側それぞれ国立公園となっており,観光・保養地,ウィンタースポーツの中心地が多く,ポーランド側のザコパネは特に有名。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

タトリさんち【タトリ山地 Tatry】

ポーランド南部からスロバキア地方北部にかけての山脈群で,カルパチ山脈の主要部をなす。スロバキアではビソケー・タトリ山地ともよばれる。最高峰のゲルラホフカ山(2663m)をはじめ2000m以上の高山が数多い。スロバキアとポーランドの国境をなし,ポーランド側のタトリ国立公園(1954制定)は2万2000haの面積に及び,カール,氷河性湖沼,モレーンなど第四紀の氷河地形も多い。北斜面には,モルスキエ・オコ湖,ビエルキ・スタウ湖など多くの湖沼があり,年間を通して観光保養地域として旅行者が訪れる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

不義理

[名・形動]1 義理を欠くこと。また、そのさま。「多忙でつい不義理になる」2 人から借りた金や物を返さないでいること。「茶屋への―と無心の請求」〈逍遥・当世書生気質〉...

続きを読む

コトバンク for iPhone