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タドラート・アカクス山脈 タドラート・アカクスさんみゃくTadrart Acacus Mountains

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タドラート・アカクス山脈
タドラート・アカクスさんみゃく
Tadrart Acacus Mountains

リビア南東部,アルジェリアとの国境近くに位置する山脈。 1955年に発見された先史時代岩壁画で知られる。前1万 2000年頃から描かれたもので,描かれている動物の種類から大きくいくつかの時代に区分される。初期の絵にはゾウやサイ,キリンなどが描かれており,かつてはこの地方が緑豊かなサバナ地帯で狩猟が盛んであったことを裏づける。その後はウシ,ヒツジやウマの絵が中心になり乾燥気候の時代に牧畜が行なわれていたことを示す。最終的にこの地方の砂漠化が進んでくると,ラクダの絵が多く登場し,サハラ砂漠の移り変わりがわかる貴重な資料となっている。 1985年世界遺産文化遺産に指定。

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