ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「岩壁画」の意味・わかりやすい解説
岩壁画
がんぺきが
rock drawing
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…それはベーダの宗教がもっぱら祭祀を中心とし神殿や神像を必要としなかったことと密接な関連がある。【肥塚 隆】 中部インドの山岳地帯には膨大な先史岩壁画が分布している。それらは古くから知られているミルザープルMirzapur,バーンダBanda,マハーデオ・ヒルMahadeo Hillsなどの山地のほか,最近続々と発見されているボーパール周辺の山地(ビーマベトカBīmabetka,カトティアKathotia,フィランギFirangiなど)に集中しており,後者は,世界最大の先史岩壁画群を形成する。…
…洞窟や岩陰の壁ないし天井や,独立した岩石の表面に施された彩画,刻画,浮彫で,それらを制作するために岩面が整えられていないもの。岩壁画,岩壁絵画ともいう。旧石器時代から新石器時代にかけて制作され,一部は歴史時代に属する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」