タニト(その他表記)Tanit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タニト」の意味・わかりやすい解説

タニト
Tanit

古代カルタゴで母神としてあがめられた大女神。バール・ハンモン神の妻とされ,この神とともに幼児いけにえを捧げられた。ローマ人により,バール・ハンモンはサツルヌスと,タニトはユノ (ヘラ) と同一視され,後者は特に,ポエニ戦争時代のローマ人によって,ユノに憎まれたトロヤアイネイアスの後裔であるローマに,いまもなお飽くなき敵意を燃やし続けると考えられて,恐れられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む