コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

タラスカン族 タラスカンぞくTarascan; Tarasco

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タラスカン族
タラスカンぞく
Tarascan; Tarasco

メキシコ,ミチョアカン州北部の山岳部,河谷,湖岸などに分れて住む先住民。言語的にメキシコの他のラテンアメリカインディアン (インディオ) 諸民族とまったく近縁関係をもたない孤立的民族で,植民地化,近代化の経緯にも独特なものがある。農業を主たる生業とするが,工芸品も製作する。村ごとに工芸品の種類が異なっていて,村単位の分業は,発達した市場交易体系に支えられている。中央アメリカに多い儀礼的親族関係コンパドラスゴは,タラスカン族の村に最も典型的にみられる。宗教は土着化したキリスト教であり,植民地時代以前の伝統的宗教の要素がまったく失われている点も,他のインディオ諸民族と異なる特徴的現象といえる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

タラスカン族の関連キーワードメキシコ

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android