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ターピエシャン(大別山)山脈 ターピエシャンさんみゃくDabie shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ターピエシャン(大別山)山脈
ターピエシャンさんみゃく
Dabie shan

中国東部,ホーナン (河南) 省,アンホイ (安徽) 省,フーペイ (湖北) 省の境界にある北西から南東方向の山脈。北西方のフーニウシャン (伏牛山) 山脈とともに,ホワイ (淮) 河水系とチャン (長) 江水系との分水嶺となっている。標高は平均 700~800mで,1000mをこえる山峰もある。ホワペイ (華北) 平原とチャン江の中・下流平野をへだてる交通,軍事上の要害で,13の関が設けられていた。現在はチンコワン (京広) 鉄道のトンネルがウーション (武勝) 関の下を通っている。マツ類,クヌギなどが繁茂し,桐油,茶などの産出も多い。地下資源は砂鉄,銅,銀,鉛がある。北東部にはメイシャン (梅山) ダム,フォーツーリン (仏子嶺) ダムなど多数の大型ダムが建設されている。西端のチーコン (鶏公) 山は風光がよく,避暑地として知られたが,運動場などが建設されて療養,行楽の地となっている。

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