ターレガーニー(英語表記)Ṭāleqānī

改訂新版 世界大百科事典 「ターレガーニー」の意味・わかりやすい解説

ターレガーニー
Ṭāleqānī
生没年:1910-79

イランの宗教指導者(ウラマー)。イランのターレガーンの出身。聖都コムのレザビーエ,フェイジーエ両学院で学んだ後,セパフサーラール学院で教鞭をとった。第2次世界大戦ころから公然と反政府活動を行い,逮捕投獄追放を繰り返した。この間,1961年にはバーザルガーンらと〈イラン解放運動Nehzat-e Āzādī ye-Īrān〉を組織。イラン革命に際してはテヘランのウラマーのリーダーとして指導的役割を果たした。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

20世紀西洋人名事典 「ターレガーニー」の解説

ターレガーニー
Tāleqānī


1910 - 1979
イランの解放運動指導者,宗教指導者。
ターレガーン生まれ。
セパフサーラール学院の教師を経て、第二次世界大戦ころから反政府運動を行い、逮捕、投獄、追放を繰り返す。この間1961年イラン解放運動を組織しイラン革命ではテヘランのウラマーのリーダーとして指導的役割を果たす。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android