ダイヘン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダイヘン」の意味・わかりやすい解説

ダイヘン

小型変圧器,溶接機のトップメーカー。 1919年大阪変圧器として設立。柱上用変圧器からスタートしたため,現在も関西電力向け製品が多い。 80年アーク溶接用ロボットを他社に先駆けて発売。 85年現社名に変更。半導体・液晶関連の搬送用ロボットも手がけ,好調を続けている。そのほか開閉器やレーザー装置の分野にも進出し,多角化を推し進めている。売上構成比は,電力機器 66%,電気溶接機 34%。年間売上高 715億 3300万円 (連結。うち輸出8%) ,資本金 105億 9600万円,従業員数 1245名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「ダイヘン」の解説

ダイヘン

正式社名「株式会社ダイヘン」。英文社名「DAIHEN Corporation」。電気機器製造業。大正8年(1919)「大阪変圧器株式会社」設立。昭和60年(1985)現在の社名に変更。本社は大阪市淀川区田川。電力機器・溶接機製造会社。電力会社向け変圧器が主力。主な販売先は関西電力。半導体製造装置向け機器も手がける。東京証券取引所第1部・福岡証券取引所上場。証券コード6622。

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

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