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ダイレクトディープブラック direct deep black

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世界大百科事典 第2版の解説

ダイレクトディープブラック【direct deep black】

木綿用の黒色直接染料で,かつては大量に使用されたが,現在では反応染料の出現と中間体であるベンジジンの発癌性のために製造が中止され,歴史的に著名な染料となった。原料はベンジジン,m‐フェニレンジアミン,H酸およびアニリンで,中性浴よりセルロース繊維を1浴で黒色に染めることができる。堅牢度はやや低く,耐光堅牢度3級,洗濯堅牢度2級程度である(染色堅牢度)。発癌性の低いジアニシジン(3,3’‐ジメトキシベンジジン)を用いて合成した代替品がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のダイレクトディープブラックの言及

【染料】より

…そのほか少部分として,スチルベン,チアゾール,ジオキサジン,フタロシアニンの誘導体がある。代表的直接染料であったDirect Deep Black(C.I.Direct Black 38)は,ベンジジンをテトラゾ化し酸性でH酸にカップリングし,アニリンをジアゾ化しアルカリ性でH酸にカップリングし,さらにm‐フェニレンジアミンに酸性でカップリングして製造する。耐光堅牢度3級,洗濯堅牢度2級であまり堅牢でないが,一浴染めの黒色染料として多く使用されていた。…

※「ダイレクトディープブラック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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