コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ダ・カーポ・アリア ダ・カーポ・アリア da capo aria

2件 の用語解説(ダ・カーポ・アリアの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダ・カーポ・アリア
ダ・カーポ・アリア
da capo aria

声楽曲の形式の一つ。バロック時代,特に 17世紀末から 18世紀なかばに発達した典型的なアリアの形式。A-B-Aの3部形式によるが,繰返し部分のAは,特に歌手の即興による妙技を示す場であり,はなやかなカデンツァコロラトゥーラの装飾が加えられた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のダ・カーポ・アリアの言及

【アリア】より

…アリアが歌われる間,物語の発展は原則として停止し,そのことを通じてアリアは独自の完結した音楽的形式を展開し,種々の声楽的技巧を盛りこむことができた。歴史的に見ると,初期の有節形式のアリア,固執低音にもとづくアリア,ロンド形式のアリア等をへて,18世紀には声のソナタあるいはコンチェルトになぞらえられるダ・カーポ・アリア(中間部を挟んで主部が反復される大規模で技巧的なアリア)の形式が成立する。また声の表情や用いられる技巧の種類に従って,緩やかなテンポでたっぷりと歌うアリア・カンタービレ,急速なテンポで技巧の限りを尽くすアリア・ディ・ブラブーラなど,さまざまなジャンルが併立した。…

【ナポリ楽派】より

…とりわけオペラの創作・上演は重要で,ナポリ楽派のオペラと声楽教育のメソードは18世紀ヨーロッパでは一つの模範となった。ベネチアからもたらされたオペラを発展させ,レチタティーボアリアの明確な分離,ダ・カーポ・アリアとイタリア風序曲の確立,名技的な歌唱技巧の涵養等に貢献した。加えて,1720年代のメタスタージオによるリブレット改革を経てオペラ・セーリアとオペラ・ブッファという二大様式を打ち立てるなど,ナポリ楽派はオペラ史上大きな意義をもつ。…

※「ダ・カーポ・アリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ダ・カーポ・アリアの関連キーワードカンタータ新バロックソナタ歌謡形式近代組曲トリオソナタネオバロックバロック真珠バロットヘンデル:シャコンヌ(20/21の変奏付き) ト長調/piano solo

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone