チツ・テツ・いねかる(漢字)

普及版 字通 の解説


9画

[字音] チツ・テツ
[字訓] いねかる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は至(し)。至に(しつ)・窒(ちつ)の声がある。は禾(か)を穫る短い鎌、その鎌で禾を穫るときの音をという。〔説文〕十二上に「禾を(か)る聲なり」とみえ、〔詩、周頌、良耜〕「之れをること」の句を引く。〔広雅、釈詁一〕に「刺すなり」とあり、刺突の意がある。

[訓義]
1. いねかる、いねかるおと
2. さす、つく、うつ。
3. なげる。
4. しばる。

[古辞書の訓]
名義抄 ノゴフ・アシ・トル・オク・ツク・フセク 〔立〕 ニギル・ホタル・アシカシ 〔字鏡集 ノゴフ・アシカシ・オク・アク・トル

[熟語]

[下接語]
・勇

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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