チュクロバ(英語表記)Çukurova

世界大百科事典 第2版の解説

チュクロバ【Çukurova】

トルコ南部,アダナ,イチェル両県にまたがりセイハンSeyhan川,ジェイハンCeyhan川のデルタによって形成された平野。古名キリキア。面積約7500km2。西と北はトロス山脈,南は地中海,東は東南トロス山脈に囲まれる。気候が温暖で,アナトリア内陸部とメソポタミア地方を結ぶ通商路に位置するため,古くから諸民族の争奪の的となってきた。1515年以降オスマン帝国領土となったが,第1次大戦後チュクロバの一部がセーブル条約にもとづいてフランスに割譲された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

スロースリップ

地球の表面を構成するプレートの境界面において、プレートがゆっくりと滑って移動する現象。この移動が一気に起きるとプレート境界地震になる。プレートどうしが強く固着した、アスペリティーと呼ばれる領域以外で生...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android