ツオネラ(その他表記)Tuonela

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツオネラ」の意味・わかりやすい解説

ツオネラ
Tuonela

叙事詩『カレワラ』に出てくるフィンランド伝説の死者の国。マナラとも呼ばれる。日も月もささぬ常闇の島で,川によって生者の世界からへだてられており,ツオニあるいはマナと呼ばれる死神とその家族によって支配されている。ツオニの娘のあやつる舟でこの国に渡った死者は,2度とそこから出ることができない。ただワイナモイネンだけは,あるとき呪文の言葉を学ぼうとしてそこにおもむき,目的は達せられなかったが,かろうじてまたこの世に逃げ帰ることができた。

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