ティチト・ワラタ遺跡(読み)ティチト・ワラタいせき(その他表記)Tichitt Walata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ティチト・ワラタ遺跡」の意味・わかりやすい解説

ティチト・ワラタ遺跡
ティチト・ワラタいせき
Tichitt Walata

モーリタニア,アタール南東にある新石器時代遺跡。前3千年紀のものとされている。 1968年に調査され,集落跡が明らかにされている。土器打製磨製石器などもあり,この地域新石器文化内容が解明されたが,最も注目すべきことは,この地域にしかみられないトウジンビエ一種穀物が多量に出土したことである。これは栽培されていたことが明らかで,この地域独自の農耕が地域の植物を利用してなされたことを示している。

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