ディオティマ(その他表記)Diotima

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ディオティマ」の意味・わかりやすい解説

ディオティマ
Diotima

伝説上の人物マンティネイア (アルカディア東南部) の巫女プラトン対話篇シュンポジオン』 (饗宴 ) に登場する。ディオティマについて詳細は知られていないが,彼の語る愛 (エロス) についてのミュトスは,中間者としてのエロスの規定,エロスの形而上学的解釈,愛知 (フィロソフィア) と美 (ト・カロン) とエロスの関係など,プラトン哲学のきわめて重要な部分を含む。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む