ちゅうかん‐しゃ【中間者】
- 〘 名詞 〙 二つの物事の中間に立つ者。
- [初出の実例]「旧幕時代に〈略〉町人と役人との中間者(チウカンシャ)を住はせ置いた」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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中間者
ちゅうかんしゃ
to metaxu; intermediary
プラトンの哲学において2つの存在者の間にあって,両者の仲立ちをなすと考えられている存在者。少くとも3つある。その第1は形相 eidēと感覚的個物 aisthētaの間にあるもの。形相に似て不滅不変であるが形相と異なって2つ以上あり,数学的,幾何学的対象が例としてあげられている。第2にはエロスの神。エロスは愛美者,愛知者として善悪,美醜の中間に立つ。第3は霊魂 psychēで人間を地上的存在から天上的存在へと飛翔させる能力を有する。その他認識論的意味では知と無知あるいは知と思惑 (ドクサ) の中間者としての正しい思惑がある。中間者の考えは新プラトン主義などを通して,キリスト教のロゴス・キリスト観,天使観などに影響した。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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