世界遺産詳解 「ディルイーヤのトライフ」の解説 ディルイーヤのトライフ【ディルイーヤのトライフ】 2010年に登録された世界遺産(文化遺産)。サウジアラビアの首都リヤドの北西、アラビア半島の中央部に位置し、サウード王朝の首都であった地域。15世紀に都市建設が行われ、アラビア半島中央部固有のナジド建築様式が残されている。18世紀から19世紀初頭になると政治的、宗教的に力を増し、トライフの城塞はサウード王朝の権力中枢となった。数々の宮殿跡があり、ディルイーヤのオアシスも世界遺産に含まれている。◇英名はAt-Turaif District in ad-Dir'iyah 出典 講談社世界遺産詳解について 情報