デピネー夫人(読み)デピネーふじん(その他表記)Épinay, Louise Florence Pétronille Tardieu d'Esclavelles, dame de la Live d'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デピネー夫人」の意味・わかりやすい解説

デピネー夫人
デピネーふじん
Épinay, Louise Florence Pétronille Tardieu d'Esclavelles, dame de la Live d'

[生]1726.3.11. バランシエンヌ
[没]1783.4.17. パリ
フランスの女流作家。不幸な結婚をしたのち,批評家 F. M.グリム愛人になり,パリやモンモランシー近郊シュブレットの邸宅に当時有数のサロンを開き,グリムをはじめ,ボルテール,ドルバック,ディドロ,ルソーら一流の文学者,哲学者を迎えた。 1756年から約1年半ルソーの保護者となり,領地内のエルミタージュと呼ばれる別荘を提供した。主著『わが幸福なる時』 Mes moments heureux (1758) ,『わが子への手紙』 Lettres à mon fils (58) ,『エミリーの会話』 Conversations d'Émilie (74) ,『モンブリアン夫人の物語』 Histoire de Madame de Montbrillant (1818) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む