デュブランフォー(その他表記)Augustin Pierre Dubrunfaut

改訂新版 世界大百科事典 「デュブランフォー」の意味・わかりやすい解説

デュブランフォー
Augustin Pierre Dubrunfaut
生没年:1797-1881

フランスの工業化学者。リール生れ。工業的に油脂を分解して脂肪酸にする際,刺激性のアクロレインが発生する難点を改良するために,濃硫酸で処理したうえで水とともに蒸留する方法を考案し,ろうそく原料の生産に貢献した(1841)。また精糖に興味をもち,新しく生成したブドウ糖の旋光度がしだいに変化することに気づき,変旋光現象を発見し(1846),浸透計を利用して結晶しやすいショ糖を得る特許をとり(1854),テンサイ糖を分離した液すなわち糖蜜から2番糖を回収する方法として,羊皮紙を用いる透析法を創始する(1863)などの業績を残した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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