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デュムーラン Charles Dumoulin

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世界大百科事典 第2版の解説

デュムーラン【Charles Dumoulin】

1500‐66
フランスの法学者。ラテン名はモリナエウスCarolus Molinaeus。パリで貴族の家柄に生まれる。オルレアン大学で法学を修得,1521年同大学で教鞭をとったが,翌年にはパリのパルルマン(最高法院)で弁護士となる。熱烈な王権支持論者で,プロテスタント(一時カルバン派,のちルター派)として教皇からのフランス教会の自由を主張するにとどまらず,これを王権に従属せしめようとした(ガリカニスム)。また封建制に反対し,地域的に雑多な慣習法を整理してパリ慣習法を中心とする法の統一を目ざした。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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世界大百科事典内のデュムーランの言及

【国際私法】より

…これに対する解決指針をローマ法に始まり当時に至る諸説を理論的に整備集大成して体系化を図ることによって呈示したのがバルトルス(1314‐57)であり,彼は国際私法学の始祖といわれている。この理論をより洗練して人法・物法・混合法の3種に区分する手法をまとめたB.ダルジャントレ(1519‐90),当事者の黙示意思を準拠法選択の規準にとり,後世の当事者自治論への契機を与えたC.デュムーラン(1500‐66)の時代を経て,ウェストファリア条約(1648)の下で中世的飛地支配が一円的領域支配を基盤とする主権的統治体の並立という体制に代わる。この体制の下では,統治体の独立性の保持に熱心なあまり,ある領域では有効なものが他では無効となったりすることも避けられず,これを排して国際交流の安定化と促進とを図るため領域を超えた既得権の保護の必要性が感じられることとなる一方で,他の領域で成立した権利や行為の効力やその基礎となった他領域の法律の効力を自領域内で認めねばならない根拠は何かが論じられるようになってくる。…

※「デュムーラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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