チュービンゲン(読み)ちゅーびんげん(英語表記)Tübingen

日本大百科全書(ニッポニカ) 「チュービンゲン」の意味・わかりやすい解説

チュービンゲン
ちゅーびんげん
Tübingen

ドイツ南部、バーデン・ウュルテンベルク州中央部の大学都市。人口8万1300(2000)。12世紀に起源をもつ旧市街は、ネッカー川とその左岸の支流アンメル川の間の丘陵地鞍部(あんぶ)に位置する。ホーエン・チュービンゲン城(16世紀)やマルクト広場をはじめ、古い町並みがよく残っている。新市街は、北部の丘陵地やネッカー川南岸(右岸)の谷底低地に広がっている。16世紀中ごろの宗教改革プロテスタントの拠点となった大学(1477年創立)のほか、国立の生物・ウイルス研究所がある。産業では織物、機械、金属、精密機械などの工業が立地するほか、学術の都市にふさわしく出版印刷業に特色がある。

[朝野洋一]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュービンゲン」の意味・わかりやすい解説

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