世界大百科事典(旧版)内のトゥルヌスの言及
【ローマ神話】より
…あるいは対応するものの見いだしがたい神や多くの英雄は,ラテン語化した名称で受容したのであった。前者の例としてはゼウスはユピテルに,クロノスはサトゥルヌスに,ヘラはユノに,アフロディテはウェヌス(ビーナス)に,ディオニュソスはリベルに同一視されたし,ラテン語化による受容の例としてはアポロンがアポロに,アイネイアスがアエネアスとなった。と同時にそれぞれのギリシアの神々について語られた神話をも,ローマの神名に置き換えて受け入れることになった。…
※「トゥルヌス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」