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トルコのイスラム系大統領 とるこのいすらむけいだいとうりょう

知恵蔵の解説

トルコのイスラム系大統領

世俗主義を国是とするトルコで、2007年8月、親イスラム与党・公正発展党(AKP)の外相を務めたアブドラ・ギュルが、国会の投票で大統領に選出された。初代のケマル・アタチュルクから11代目で、イスラム主義者としては初めて。 同年4月の大統領選でもギュル氏が立候補したが、全野党が投票をボイコットし、ギュル氏の当選を憲法裁判所は無効とした。しかし、AKPは総選挙で圧勝し、改めて国会で選出された。 ギュル氏は01年に、エルドアン首相とともにAKPを創立し、AKPは02年の総選挙で圧勝し、単独与党となった。単独政権発足時にはギュル氏が首相を務めたが、エルドアン氏が補選で当選すると首相を禅譲し、03年3月に外相に就任した。 大統領は国家元首であり、軍の最高司令官だが、主要行事で軍参謀長が大統領への敬礼をしないなど、軍との冷たい関係が続いている。

(川上泰徳 朝日新聞記者 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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