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トーネット Michael Thonet

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世界大百科事典 第2版の解説

トーネット【Michael Thonet】

1796‐1871
ドイツの家具製作者,デザイナーライン河畔のボッパルトに生まれた。1819年寄木細工を中心に家具製作を始め,30年ころ,ブナ材を蒸気または熱湯で軟らかくし曲線に成形した曲木家具を案出した。41年には特許を取得,翌年ウィーンに移り,曲木椅子の大量生産を開始した。曲木家具の単純明快な形態は規格化しやすく,軽く,弾力性・耐久性に富み,コストが低いので大量生産に適し,現在にいたるまで作り続けられている。【鍵和田 務】

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世界大百科事典内のトーネットの言及

【デザイン】より

…のちにル・コルビュジエが建築についてのマニフェスト(宣言)を書くときに言及したのが航空機やサイロ,高速客船であったことを思いあわせればよい。第2の例としては,ドイツの家具製作者M.トーネットによる曲木椅子の制作があげられる。彼は1840年代に,工場生産した曲木の部品からボルト・ナットおよびビスで椅子を組み立てる方法を考案した。…

【ロッキング・チェア】より

… イギリスでは鋼鉄またはシンチュウ製で,揺り子,脚,座,背もたれを曲線構成にしたロッキング・チェアが1851年のロンドン万国博覧会に出品されて注目をあびた。60年代にはオーストリアのM.トーネットがブナ材の曲げ木によるロッキング・チェアを生産し人気を博した。また97年にはグラスゴーの家具メーカー,アレクサンダー商会は〈スウィング・ロッキング・チェア〉と呼ぶ,台座の上に固定されて揺れる書斎専用の椅子を製作した。…

※「トーネット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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