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トービンのq トービンのキューq theory of Tobin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トービンのq
トービンのキュー
q theory of Tobin

企業の金融市場における株式総額 (再取得価格) を企業の保有する資本ストックの総量を再投資する資本財価格で割った指標である。 J.トービンによって考案された。株式市場での企業の評価額よりも企業の実物資産のほうが大きければ (つまり qが1より大きければ) ,投資家は実物投資を選択し,逆に株式市場での評価額のほうが企業の実物資産の再投資価格を上回れば (つまり qが1より小さければ) ,投資家は株式市場での企業資産の取得を志向するであろう。すなわち,前者の場合,実物投資が増加し,後者においては,実物投資が減少することになる。こうした原理に基づいて,エイベルらによって,トービンの q理論を発展させた設備投資決定理論の展開がなされている。

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