ナタール共和国(読み)ナタールきょうわこく

世界大百科事典 第2版の解説

ナタールきょうわこく【ナタール共和国】

19世紀半ば,南アフリカのインド洋側にボーア人が建てた国。現在は南アフリカ共和国ナタールNatal州となっている。1835年からのボーア人の内陸への大移動(グレート・トレック)の結果,ナタールに移動したボーア人は38年の血の河の戦でズールー族を破り,ナタール共和国を建国した。しかしボーア人に対し海への出口をふさぐため,イギリスは42年軍隊を送って共和国を攻撃し,翌年共和国は降伏,45年にはケープ植民地の一州となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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