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ナツミカン(夏蜜柑) ナツミカンCitrus natsudaidai

3件 の用語解説(ナツミカン(夏蜜柑)の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナツミカン(夏蜜柑)
ナツミカン
Citrus natsudaidai

ミカン科の常緑低木。現在日本の各地に広く栽培されるが,山口県で作出された。雑種起源とも,また偶発の実生により得られたともいわれている。幹は高さ約 3m,初夏に白色の花を開き,果実は翌春に熟する。果実は大きく平たい球形,果皮は容易にはがれ,9~11の室から成る。多汁であるが,酸味が強く,生食のほかマーマレードや砂糖漬などにする。最近はこれをもとに他の雑柑類との間で交配された酸味の少い品種がつくられている。

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百科事典マイペディアの解説

ナツミカン(夏蜜柑)【ナツミカン】

正しくはナツダイダイ。山口県原産の柑橘(かんきつ)。葉は長さ約10cmで,葉柄には小型の翼がある。花は白色。果実は300〜500gで果皮はざらざらしてだいだい黄色。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナツミカン【ナツミカン(夏蜜柑) Citrus natsudaidai Hayata】

春から初夏に消費される爽快な味のかんきつ類。山口県の萩の武家屋敷の庭先栽培が普及の発端。ナツカン(夏柑),ナツダイダイ(夏橙)ともいう。甘夏はその一系統群。高さ3mあまりになる常緑果樹で,枝にはとげがほとんどない。葉は比較的小さく,翼葉も小さい。果実は黄橙色,扁球形,300~400g。果面は粗く,不明りょうな凹環がある。室は11~13。瓤囊(じようのう)はやや硬い。ナリンギンnaringinを含み少し苦い。

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世界大百科事典内のナツミカン(夏蜜柑)の言及

【かんきつ類(柑橘類)】より

… ミカン類はその利用を中心に熟期(可食期)による分類,産業的重要度による分類,用途による分類もされる。熟期ではウンシュウミカン(以下ウンシュウ)のように秋から正月ころに食用にされる早生種,ハッサクのように2月から4月ころに食用にされる中生種,ナツミカンのように4月以降に食用にされる晩生種と3群に大別される。しかし,早生種のウンシュウやネーブルオレンジ(以下ネーブル)でも3~4月ころまで貯蔵して出荷されることがある。…

※「ナツミカン(夏蜜柑)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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