ナフテン

デジタル大辞泉 「ナフテン」の意味・読み・例文・類語

ナフテン(naphthene)

石油に含まれるシクロアルカン(環状構造をもつ飽和炭化水素)の総称。代表的なものとしてシクロヘキサンが知られる。ナフテン系炭化水素シクロパラフィン系炭化水素

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化学辞典 第2版 「ナフテン」の解説

ナフテン
ナフテン
naphthene

一般式CnH2nで表される環状飽和炭化水素の総称.性質アルカンとよく似ているためにシクロアルカンともいわれる.原油中に含まれる.一般に安定で,アンチノック性も比較的高いのでガソリン成分となるが,さらに接触改質により芳香族へと転化し,高オクタン価ガソリンおよび石油化学工業原料の芳香族化合物供給源となる.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナフテン」の意味・わかりやすい解説

ナフテン
naphthene

一般式は CnH2n五員環または六員環の飽和炭化水素,およびそれらにアルキル側鎖のついた誘導体に対する総称。シクロパラフィンともいう。多環式の飽和炭化水素を含める場合もある。ナフテンの代表的なものはシクロペンタン,シクロヘキサンである。旧ソ連産の石油に多く含まれ,日本産の石油には 40~50%含まれている。

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百科事典マイペディア 「ナフテン」の意味・わかりやすい解説

ナフテン

シクロパラフィン

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ナフテン」の意味・わかりやすい解説

ナフテン
なふてん

シクロアルカン

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