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ニッカネン Nykänen, Matti

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ニッカネン
Nykänen, Matti

[生]1963.7.17. ユバスキュラ
フィンランドのノルディックスキー選手。ジャンプ競技史上最高の選手といわれる。オリンピック冬季競技大会において,ジャンプ選手として初めて同一大会で3個の金メダルを獲得した。板を左右に広げ体を深く倒し,帆のように風をとらえる独特のフォームで知られる。 17歳のとき,ジュニア世界選手権大会とフィンランド選手権大会ラージヒルで優勝。翌年ホルメンコーレン大会で優勝を飾ったあと,1983,1985,1986,1988年のワールドカップを制覇した。 1984年のサラエボ・オリンピック冬季競技大会で,初めて2個のメダルを手にした (ノーマルヒルで銀,ラージヒルでは圧勝で金) 。続く 1988年のカルガリー・オリンピック冬季競技大会では,ノーマルヒル,ラージヒル,ジャンプ団体とジャンプ3種目すべてで金メダルを獲得した。私生活では飲酒や暴行など悪評が絶えず,数々の問題を起こしたにもかかわらず,輝かしい記録によりフィンランドの国民的英雄となった。

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