日本歴史地名大系 「ニトマフ」の解説 ニトマフにとまふ 北海道:十勝支庁清水町ニトマフ漢字表記地名「人舞」のもとになったアイヌ語に由来する地名。当地一帯は近代に入り人舞(ひとまい)村に包含された。仮名表記は「ニトマフ」(玉虫「入北記」、島「入北記」、「蝦夷日誌」一編、「廻浦日記」、「戊午日誌」登加智留宇知之誌)のほか、「東蝦夷地場所大概書」の「戸勝場所」に「にとまま」とみえる。一帯の地況は「小川有。此処をこへて少しの原の高き処有り。其後ろは一面の原目も及ばざる計の処なり」(登加智留宇知之誌)とされ、戸口は玉虫「入北記」に六軒・二八人(男一八・女一〇)とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by