ニュートラリーノ(英語表記)neutralino

デジタル大辞泉の解説

素粒子物理学超対称性理論から導かれる未知超対称性粒子ボース粒子Zボソンフォトン光子)、中性ヒッグス粒子超対称性パートナーであるジーノフォティーノ、中性ヒッグシーノが混合状態にあるものとされる。電気的に中性なフェルミ粒子であり、重力以外にほとんど相互作用を起こさない。また、超対称性粒子の中で最も軽いと考えられるニュートラリーノはLSPと呼ばれ、宇宙論における暗黒物質の候補であるWIMPの一つとして挙がっている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

正体は解明はされていないものの、物理学の理論上は存在すると予言されている素粒子物質の間をほとんど素通りしてしまう性格を持つため、その正体をつかむのは難しい。00年にイタリアのローマ大などのグループが証拠をつかんだと発表したが、環境放射線などによるノイズが排除されていないとして他のグループから否定されて、認められなかった。

(2006-02-27 朝日新聞 朝刊 徳島全県 1地方)

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素粒子事典の解説

記号電荷質量スピンパリティ寿命分類
χ~00不明1/2
不明SUSY粒子
★記号★

未発見。中性のゲージボソンまたは中性のヒッグズ粒子相棒に当たるSUSY粒子。またはそれらの混合した状態。フォティーノもニュートラリーノの一種である。ゲージボソンやヒッグズ粒子の種類数に対応して数種類存在すると考えられる。

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