ニーシャープール

世界大百科事典 第2版の解説

ニーシャープール【Nīshāpūr】

イラン北東部,ホラーサーン州の都市。ペルシア語でネイシャーブールNeyshābūr。人口5万9101(1976)。2世紀の初めにササン朝のシャープール1世が建設,イスラム時代初期に発展,11世紀中葉には人口50万を擁し,セルジューク朝のアルプ・アルスラーンの都として栄えた。13世紀にモンゴル軍によって完全に破壊されたが,ティムール朝下で復興した。トルコ石の産地としても有名である。【岡 正孝】
[美術]
 シャープール1世時代の遺構はなく,1930年代に発掘されたイスラム時代の都城址(テペ・メドレセやサブズ・プシャンなど)があるにすぎない。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android