ヌムール(読み)ヌムール[こうけ](その他表記)Nemours, Ducs des

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌムール」の意味・わかりやすい解説

ヌムール(公家)
ヌムール[こうけ]
Nemours, Ducs des

フランス北部のヌムールを支配した名門貴族。 1404年ナバール (ナバラ) 王シャルル3世がこの地に封じられ,公領が創設された。その後公領はアルマニャック家,メディチ家サボイア家へと移るが,歴代の公のうち,反逆罪で斬首されたジャック・ダルマニャック (在位 1462~77) ,猛将であったのみならず宮廷社交界で大きな存在であったジャック・ド・サボア (在位 1533~85) ,「三アンリの戦い」で活躍したシャルル・エマニュエル・ド・サボア (在位 85~95) が有名。 1672年ルイ 14世の弟フィリップが公領を得,以後のヌムール公領はオルレアン (公家) の封土となった。

ヌムール
Nemours

フランス北部,セーヌエマルヌ県の町。パリ南南東約 75kmに位置する。中世にはヌムール公領。のちサボイア家領を経てアパナージュ (国王親族封) となった。 12世紀の城 (15,17世紀修復) ,16世紀の聖堂などがある。アメリカ合衆国の化学工業閥デュポン・ド・ヌムール家の父祖の地。人口1万 2115 (1990) 。

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367日誕生日大事典 「ヌムール」の解説

ヌムール

生年月日:1739年9月14日
フランスの経済学者,政治家
1817年没

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