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ネジレバネ類 ネジレバネるいStrepsiptera; stylop

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ネジレバネ類
ネジレバネるい
Strepsiptera; stylop

ネジレバネ目に属する昆虫の総称。撚翅類ともいう。きわめて特殊化した微小ないし小型の昆虫で,雌は生涯他の昆虫の体内で過すため,各器官が退化して蛆 (うじ) 状である。雄は有翅で,腹部は細長く 10節から成る。前翅は偽平均棍とも呼ばれ,へら状に退化してねじれているが,後翅は膜状で広く,扇形である。触角は鰓葉状。複眼は少数の個眼から成る。口器は退化している。第1齢幼虫は活発な三爪幼虫で,母体から脱出後みずから宿主に到達してその体内に侵入する。宿主の成熟後,成熟幼虫は頭と胸部を宿主の腹節の間から外部に出し,雄は蛹化,雌はそのまま成虫になる。雄は羽化すると活発に飛び,宿主についている雌を捜して交尾する。多くの種は半翅類膜翅類 (なかでも有剣類) に寄生し,宿主の中性化を起すことで知られる。なお,シミ類に寄生する種は雌雄とも成虫が独立した生活もするが,日本には産しない。世界に約 450種,日本に 31種が知られている。 (→昆虫類 )  

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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