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ノンパラメトリック推論 ノンパラメトリックすいろんnonparametric inference

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノンパラメトリック推論
ノンパラメトリックすいろん
nonparametric inference

数理統計学の一分野。通常は母集団は1次元ないしは2次元程度の母数 (パラメータ) θ によって特徴づけられた,母集団分布 fθ(x) を有しており,θ を扱うことを通じて母集団分布を統計推論の対象とした。これをパラメトリック推論という。これに対し,fθ(x) のような分布族を考えず,最も一般的に母集団の累積分布関数を F(x) と仮定する以外は,なんの仮定もせずに,推論を行う方式をノンパラメトリック推論という。解析的取扱いが制限されるので,取扱うことのできる統計量も,順位,符号 (正負) ,連 (特定の性質が連続発生すること) など,あらい情報をになうものに限られるが,他方,母集団に対する仮定がゆるやかなので,かえって有用性が多くなるという利点もある。順位相関などは,その一例である。

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