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ハダール遺跡 ハダールいせきHadar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハダール遺跡
ハダールいせき
Hadar

エチオピア中央部,アワッシュ川下流域アファール低地に位置する鮮新世中期の哺乳類およびヒト科化石の包含地。カリウム・アルゴン法や古地磁気法などにより,年代は 340万~290万年前と測定されている。1968年にフランスの地質学者 M.テエブが発見し,1971年からアメリカ合衆国とフランスの共同調査が開始された。1973年から断片的な猿人化石が出土し始め,1974年にはアメリカのドナルド・ヨハンソンによって小柄な猿人の部分骨格が発見され,ルーシーと名づけられた(→アウストラロピテクス・アファレンシス)。これらの化石は研究終了後,エチオピアに返還され,アジスアベバの国立博物館に保管されている。1980年「アワッシュ川下流域」として世界遺産の文化遺産に登録された。

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