日本大百科全書(ニッポニカ) 「ハナフィー学派」の意味・わかりやすい解説 ハナフィー学派はなふぃーがくは イスラム教スンニー派の四大法学派の一つ。アブー・ハニーファを学祖とする。オスマン帝国や、ムガル帝国の君主の保護を受けて栄えた。現在も、これらの旧領土インド、パキスタン、アラビア半島、イランを除く西アジア、エジプトで勢力がある。類推(キヤース)を重視し、法学者の個人的意見(ライ)を認めることを特色としている。[竹下政孝][参照項目] | アブー・ハニーファ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例