ハンス クロース(英語表記)Hans Cloos

20世紀西洋人名事典 「ハンス クロース」の解説

ハンス クロース
Hans Cloos


1885 - 1951
ドイツ構造地質学者。
大学卒業後、石油技師になる。その後ボン大学教授。多くの偉大な研究を残し、小構造の地層褶曲の解説や、流動組織や小断層・節理にポイントを置き、ドラッヘンフェルス火山岩の貫入機構の解明、花崗眼底版の形成機構の研究などを手掛けた。粘土材料を使った地溝形成の模型実験も行い、大きな地殻変形を小さい模型で現したりもし、構造地質学の発展のため尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android