ハンス・ウェルナー ヘンツェ(英語表記)Hans Welner Henze

20世紀西洋人名事典 の解説

ハンス・ウェルナー ヘンツェ
Hans Welner Henze


1926.7.1 -
ドイツ作曲家。
元・ヘッセン国立劇場芸術監督。
ギュータースロー(ギューテルスロー,ウェストファリ説あり)生まれ。
1942〜44年ブラウンシュバイク国立音楽学院で学び、’44年第二次世界大戦に従軍。’46年からハイデルベルグの教会音楽学校でフォルトナーに師事し、’48年にはR.レイボビッツに12音技法を学ぶ。’50〜53年ヘッセン国立劇場芸術監督を務めた後、’53年イタリアに移住し、作曲活動に専念。’61〜67年ザルツブルクのモーツァルテウム音楽アカデミーで作曲を教え、また、’60年代後半から新左翼思想に接近し、’69〜70年キューバに滞在。主な作品に「バイオリン協奏曲」(’47年)、オペラ「若い恋人たちへのエレジー」(’61年)、「バッコスの信女」(’65年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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