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バイエル変速機 バイエルへんそくきBeyer speed change

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バイエル変速機
バイエルへんそくき
Beyer speed change

オーストリアの J.バイエルの考案によるもので,摩擦車式無段変速機の一種である。スプライン軸に取付けられたコーンディスクとフランジディスクの接触摩擦力によってトルクの伝達を行い,接触点の回転半径を任意に調整することにより無段変速が行われる。摩擦接触面は直接金属接触としないで,油性の大きいモビル油を用いて,その境界に油膜を介在させる。運転中広範囲に無段変速が可能で,効率が高く,寿命が長い。馬力一定の性能をもち,回転数を下げても伝達馬力は変らない。回転精度が高く,変速操作の遠隔制御自動制御が可能である。標準型の変速比は 1:4 であるが,特殊型では 1:12 のものもあり,また差動歯車との組合せにより 1:1.13 の微細調整用のものもある。

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