バターミルク

精選版 日本国語大辞典 「バターミルク」の意味・読み・例文・類語

バター‐ミルク

〘名〙 (buttermilk) 牛乳から、バターなどを作るために脂肪分を取り去ったあとの液体。乾燥して粉末ミルクとし、製パン、製菓材料、動物のえさなどに用いる。牛酪乳。
※旅‐昭和二六年(1951)六月号・北国のロケ手帖より〈池部良〉「冷した鑵(かん)から取り出されたバターミルクの円(なめ)らかさに」

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デジタル大辞泉 「バターミルク」の意味・読み・例文・類語

バターミルク(buttermilk)

牛乳を分離機にかけて得たクリームからバター粒子を取り去った残りの液体。製菓材料などにする。

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栄養・生化学辞典 「バターミルク」の解説

バターミルク

 クリームのチャーニングの際に出てくる澄んだ液.脱脂乳に近い組成を示す.

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世界大百科事典(旧版)内のバターミルクの言及

【バター】より

…これをバター粒子という。このときの上澄みはバターミルクといい,成分的には脱脂乳に似た組成をもっていて,アイスクリームの製造や製菓,製パンに用いられることもある。バター粒子は冷水でよく洗浄して,脂肪以外の成分をできるだけ除いてからワーキングの操作を行う。…

※「バターミルク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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